TDF2017 第1ステージ
始まりましたTDF2017。今日は14キロの個人TTなのでTTスペシャリストはここで勝ってマイヨジョーヌを着たいところ。そして総合系も誤差30秒以内でおさめたい大切なステージ。間違ってもフルームの完全優勝だけは観たくないw
ドイツスタートなのでTマルティンに期待がかかる
今日誕生日で出場者最年少のジェスバールが第一走者でスタート。天気は雨でさっそく何かが起きそうだ
今年のTDF初落車はフルーネヴェーヘンで物凄く滑って行きましたw
総合系は特に気を付けないといけませんね
車に乗ってコースを視察するフルーム。レース前に選手が車に乗るというのは初めてみましたけど、これは当然ながらガチですね
(;゚Д゚)バルベルデ師匠ーーー!!!
フェンスに激突して起き上がれないほど激しい落車・・・
第一号のリタイヤ者になってしまった。今シーズン絶好調なバルベルデがいなくなるのはモビスターとしては大幅な戦力ダウン
さて最終走者フルームがスタート。この時点で右腕のトーマスが暫定1位と言う面白い展開
アルカンシェルTマルティン。残念ながらドイツでのマイヨジョーヌ着れず。中間はトップだがトーマスが後半化け物だった
ゴール地点の定点カメラにちょろっと映っただけのトーマスが見事総合系やTTスぺシャリストを破ってステージ優勝でマイヨジョーヌゲット。
総合系ではやはりフルームが大体ライバルから40秒ぐらい稼いだ結果に。
今ではフルームの右腕ですが、昔は序盤にマイヨブランを着ていてボアッソンハーゲンの登りスプリントをアシストしてた選手がここまで来たのですから分からないものですね。
フルームの完全試合にはならなかったがマイヨジョーヌのスカイ完封リレーがあるかもしれない。もしかしたら2012年みたいにフルームがウィギンスにやった「アレ」を今度はトーマスがフルームにやるのかも?
ツール・ド・フランス2017 出場選手
今年もTDFの季節がやってきました。選手が紹介されたので、チームの特徴やら押さえておきたい選手をパラリと。そしていつもの適当10段階評価。
メンバーが正式発表されたら少し手直しするかも?
紹介順は適当
スカイ
エースは優勝候補筆頭フルームで今年もガチガチにそれを守るアシスト陣。
トーマス、エナオモントーヤ、ニエベ、ランダというエース級が山岳を守り
鉄仮面キリエンカ クネース ロウが平坦を担当。
クフィアトコウスキーだけが自由に動いてくる可能性があるが、いざとなったら山岳アシストもやるだろう。毎年書いてるがキリエンカを脱落させるような動きをみせないとフルームが優勝を掻っ攫います。その動きをしてもトーマスと言う右腕がいるので非常に厄介なチーム
総合10 アタッカー5 スプリント0
エースはバルデで総合を狙って行く。Mフランクがアシストに加わってくれたのは大きなプラス要因。さらにフランス期待の若手ラトゥールなど参戦と強力なチームに。ヴィエルモーズやバークランツなどのパンチャーも忘れてはいけない
総合7 アタッカー7 スプリント2
モビスター
エースは優勝候補のキンタナ。そしてその後ろにはバルベルデ師匠といつもの布陣で総合狙い一択のチーム
山岳アシストにアマドール、ベタンクール、エラダ
平坦アシストにイケメンベンナーティ、カストロビエホなど常連メンバーを連れてきている。
キンタナ、バルベルデ共に横風に弱いので平坦アシストがキーとなるチーム。
総合10 アタッカー0 スプリント0
トレック
エースはもちろん優勝候補のコンタドール(今年で引退するのだろうか?)アシストはモレマを筆頭にパンタノ、大ベテランスベルディアが山岳サポートする。スプリントはデゲンコルブが担当だがアシストが少し弱いのが難点か
総合9 アタッカー4 スプリント8
BMC
エースはポート君で総合を狙いにくる。それをサポートするのはNロッシュだったりカルーゾ、モワナールだったりと良いメンバーが付いてきてる。アタッカーとしても覚醒したヴァンアーベルマートやデマルキと強力な選手がいる
総合9 アタッカー9 スプリント2
アスタナ
エースはイタリアチャンピオンのアル。それをサポートするのはフグルサングとカタルド。総合一択で来てるが今年のアスタナはアシストのネームバリューが弱い選手で構成されている。亡きスカルポーニのために優勝できるか?
総合8 アタッカー3 スプリント2
UAE
メインティスが総合系初エースとして参戦。スプリンターには調子が良いスウィフト、パンチャーにはウリッシとなんでもやってくるチーム。山岳で活躍できるアタプマもいてどのステージでも活躍できるチーム。
総合6 アタッカー8 スプリント6
FDJ
総合のエースはTピノーでスプリントエースはデマール。Tピノーをサポートする布陣ではなく、アタッカーやスプリンターを多く採用してきた。デマールにとってはトレインが組めるので嬉しい布陣だが、Tピノーは山岳を1人で戦わないといけなさそうだ
総合7 アタッカー6 スプリント7
オリカ
エースはチャベスで総合を狙ってくる。Sイェーツとクロイツィゲルが山岳でアシストと豪華な布陣。アタッカーにアルバジーニなどがいるが今年は珍しく総合よりによせてきたチーム編成、スプリントも出来そうだが絡んでこなさそう
総合8 アタッカー5 スプリント3
ディメンションデータ
エースはカベンディッシュのスプリント1つ。相棒レンショーと母親アイゼルの黄金トリオは最強。そして登りスプリントになったらボアッソンハーゲン、逃げはカミングスとこちらもいつものスタイル
総合0 アタッカー7 スプリント10
クイックステップ
エースはキッテルでスプリント勝利量産体制、総合はDマーティン、アタッカーにジルベール、トレンティン、スティバール、ブランビッラなど超強力なアタッカーチームでステージを優勝を量産してくる。平坦や中級山岳ステージであれば全ステージこのチームの選手が勝ってしまうのでは?と思わせるほどのメンバー。
総合6 アタッカー10 スプリント10
ボーラ
エースはサガンでステージ&ポイントジャージを狙ってくる。総合はマイカでこちらは山岳ジャージを狙ってくるだろう。アシストはメンバー的には期待できないのでマイカ1人で頑張るしかなさそう。ドイツチャンピオンになったネタキャラブルグハートを筆頭にアタック中心チームでステージ優勝量産したいところ
総合7 アタッカー6 スプリント8
カチューシャ
エースはクリストフでスプリント狙ってくる。総合系は連れて来てないのでスプリントとアタッカーの布陣。Tマルティン、マチャド、キセロフスキーが積極的にアタックしてくるだろう。そしておじさんの息子「リック・ツァベル」が初TDFなのも注目です
総合1 アタッカー7 スプリント9
ロット
エースはグライペル(ゴリラ)でスプリントを取りに来る。ルーランツ、シーベルクというゴリラの相方たちがいつも通りサポートしてくる。デヘントやガロパンは総合を狙えるが多分アタッカーで山岳を取りに来る。Tウェレンスやバクなどの強力なアタッカーがいるのも忘れずに。鉄人アダム・ハンセンも当然出場します。
総合3 アタッカー8 スプリント10
サンウェブ
エースはバルギルで総合を狙う。テンダムとゲシュケがサポートするが他チームと比べると山岳アシストが薄い。スプリント兼アタッカーにMマシューズを連れきた。基本的にはアタックを軸とするチーム編成
総合6 アタッカー6 スプリント7
コフィディス
エースはスプリンターのブアニ。前日に人を殴って骨折するのがブアニなので本当に出てくるのか謎w
総合系はナバーロが務めるが、基本的に逃げに乗って目立ってくるチーム。1勝出来るか?
総合4 アタッカー5 スプリント8
ロットNL
エースはヘーシンクで総合を狙ってくる。スプリントはフルーネウェーヘンととりあえずなんでも狙ってくる編成。アタッカーもルーラーも名立たる選手を揃えてるが、やはりこのチームは選手に華がない感じ。しかし近年ブレイクしてるログリッチェがどういう動きをするか非常に楽しみ
総合6 アタッカー6 スプリント6
ディレクトエナジー
エースは多分アホ社長ことヴォクレール。アホ社長とシャバネルというフランス暗黒期を支えてきた大ベテランがガシガシにアタックしまくって、チームの若手の士気をあげてくるだろうw そして忘れてはいけないトマ・ヴォクレール最後のTDFという事を。フランスのアイドルであり最高のファイターが最後に何をやるのか非常に楽しみ
総合4 アタッカー7 スプリント4
エースはタランスキー?ローラン?ウランちゃん?とりあえずチームにいる総合系の選手を片っ端から投入してきた。総合系を多く入れるとチーム内でイザコザが起きてうまく機能しないのが定説。しかしうまく行くと3人ともトップ10に入れる力を持ってるのが怖いところ。アタッカーにはフィニ―やSクラークが控えている
総合7 アタッカー5 スプリント3
バーレーンメリダ
エースはヨン・イサギレ。それをサポートするのは久しぶりの参戦ブライコビッチ。メンバー的にアタッカーチームなので積極的に逃げてきそう。そして新城選手が7度目のTDF参戦とそろそろステージ優勝がみたい
総合5 アタッカー6 スプリント4
ワンティ
初のツールドフランスで多くの選手も初出場。データが少ないので分からないがとりあえず逃げて逃げて目立ってくるだろう
フォルネオ
エースはセプルぺダで総合10位を目指してくる。ブエやフェイユなど名のある選手が筆頭に逃げに乗って目立つのが目標。頑張って1勝したいところ
総合3 アタッカー4 スプリント2
優勝予想
総合
1位フルーム
2位ポート
3位バルデ
ポイント
サガン
山岳
マイカ
今回はこれで行ってみましょう
ジロ・デ・イタリア2017 第21ステージ
最終ステージは平坦約30キロTT。最終ステージでTTと言えばホアキンがヘシェダルに逆転される出来事もあればステルスさんがいきなりスリップしたりと色々と話題があったわけですが、今年はどうなる?
4人が1分以内という超接戦。メカトラ1つでサヨナラがあり得る
無事に完走鉄人アダム・ハンセン。もはや記録をいくつに伸ばしたのかすら忘れてしまったw
シナリオ通りいくか?デュムラン
奇跡を起こすか?Tピノー
全盛期のTTの力を魅せるか?ニバリ
耐えるか?キンタナ
デュムランゴール後、ステージ優勝を確信したヴァンエムデンが涙で電話報告。この選手もオランダTTスペシャリストなのを忘れてはいけない
そして運命の結果
シナリオ通り逆転勝利で総合優勝!!
レース中下痢しようが、最後に総合1位になればいいのです。オランダ人は3週目が弱いなんて言われてますけど、そのジンクスを打ち破り見事トム・デュムランが100回大会のジロ・デ・イタリア総合優勝。さぁここからデュムランのグランツール完全制覇が始まる。
次の更新はTDFの選手リストが出たあたりで、お疲れ様でした
ジロ・デ・イタリア2017 第20ステージ
4級1級1級頂上ゴールかと思いきや15キロのアップダウンと非常に難しいコース。デュムランに対してどれだけタイム差を付けれるかが勝負の鍵
レースを荒らしにきたチームカチューシャ。やはりこれぐらい強気で行かないとマリアローザを奪取できない
サガンとマイカのキッチン紹介。このCM中々出てこなくてレアなんですよw
さてさてカテゴリー的には最後の山岳に突入。キンタナはリードしてるとはいえ、もっとタイム差を広げたいところ。どこでアタックするか?
ニバリのアタック!さぁ残り23キロで総合争いが始まる。当然ライバルは付いてくるがデュムランだけマイペース走法で走ってるので、少し差がついているが何だかんだで戻ってくる
ザッカリン&ポッツォビーボのアタック。いままでは見逃してきたがタイム差がタイム差なのでさすがにチェックしに・・・いかないだと!?
ワンテンポ置いてキンタナがアタック。そしてニバリのカウンターアタックとスピードが上がる。デュムランはマイペース走法で追走中だが危険信号。Tピノーはデュムランを信じて2人を追わない選択をした
追い付いたTピノーと少し後ろにデュムラン。3人の速度が上がっても相変わらずマイペース走法と不気味な存在デュムラン
デュムランを30秒突き放して1,3,4,5,6位が合流。理想的な展開だがここからどうでるか?とりあえずボーナスタイムは欲しいぞ
Tピノー勝利&ボーナスタイムゲット!!
結局大きなタイム差はつかず終了。デュムランに対しては15秒しか付けられなかったが、とりあえずピノーが勝利をつかんだ
Tピノーボーナスタイムで3位浮上。しかしデュムランに対して10秒差はとてもじゃないが無理・・・
一応私の予想を書いておくと
1位 デュムラン
2位 ニバリ
3位 キンタナ
4位 Tピノー
5位 ザッカリン
6位 ポッツォビーボ
で終わりそうな気がする。まぁなんとなくですが・・・
ジロ・デ・イタリア2017 第19ステージ
1級2級1級頂上ゴール、今度こそキンタナとニバリはタイム差をつけたい
レース序盤から攻撃されたが、なんとか抑えて集団をコントロールするサンウェブ。今日はちゃんとアシストいますねw
補給食を食べるLLサンチェス。今大会アスタナは目立った活躍をしてないのでここでスカルポーニに捧げる1勝をしたいところ
モビスターのペースアップにより少し取り残されるデュムラン大。まだ10キロ以上あるのでペースで登ってるのか?キツイのか?これがわからないですね
集団を引っ張るのはクライマーのぺリ蔵。少しずつであるがデュムラン大との差を離すのはさすがぺリ蔵である。やはりアシストの差が出てきたか?そしてデュムランは裸単騎状態に
Tピノーのアタック。そして悪魔オジサンw
例のキンタナとニバリはまだTピノーを逃がしても問題ないと判断した模様である
逃げに乗っていたヴィスコンティが合流。とにかく1秒でもデュムランからタイム差を奪いたいところ。それにしてもデュムランは良くケルメ作戦にやられてますねw
3度目の正直ランダキタ━(゚∀゚)━━!!
2位2位と続いてここで見事ステージ優勝。あの落車がなければ総合として頑張れただけに勿体無いが、山岳ジャージをほぼ確定させたのはデカい
ザッカリン&ポッツォビーボのアタック。昨日同様このアタックにも反応しないキンタナ&ニバリ。
マリアローザ再奪取キンタナ!
しかし注目はTピノー、ザッカリン、ポッツォビーボのタイム差が相当詰められた。そろそろ彼らのアタックに対して対応しないと逆転されてしまう可能性がある。
新人賞もAイェーツとユンゲルスとの差が僅か30秒とこれまた分からない
明日のレースの目標は
キンタナ 20ステージ終了時点でデュムランに対して2分 ニバリに対して1分半のタイム差をつけたい
デュムラン 現状維持でこれ以上遅れない
ニバリ 20ステージ終了時点でデュムランに対して1分差をつけたい。キンタナに対しては30秒差ぐらいか?
4~6位は積極的にアタックしまくる
Aイェーツはユンゲルスから1分のリードが欲しいところ
ユンゲルスは現状維持
まだタイム差をみるとデュムラン有利だが今日の走りを観ていると果たして耐えられるのか?
ジロ・デ・イタリア2017 第18ステージ
1級2級2級3級1級ゴールとクライマーにとってはチャンスなステージ
オリカがメインを引っ張るが、デュムランのアシストが1人しかいない件について、今大会山岳アシストがいるって言ったじゃないですか・・・
総合系がちょこちょこアタックして最後の山に突入
まずはキンタナのアタック!とりあえずデュムランとの差を縮めたいところだが、残念ながらアタック失敗
今度はデュムランのアタック!!しかしこれは当然キンタナがマークして失敗
ポッツォビーボとTピノーのアタックにはキンタナ、デュムラン、ニバリはスルーする
その後ザッカリンやモレマなど総合系の選手がアタックするが3人は全部スルーと謎展開にw 他の選手は眼中にないのか?ただ動けなかったのか?
コンタドール、バルベルデ、ホアキンの3馬鹿があったがデュムラン、キンタナ、ニバリで新しい3馬鹿結成かw
TJ逃げ切りキタ━━━(゚∀゚)━━━!!
今大会総合から脱落したTJが見事ステージ優勝。そして今日も2位になってしまったランダ・・・
今大会総合から脱落したローラン、TJ、ランダは何だかんだでしっかり存在感見せつけてますね。
総合はポッツォビーボとTピノーは1分、他の選手は大体30秒稼ぐことに成功。キンタナとニバリはどこで仕掛けるのか?
ジロ・デ・イタリア2017 第17ステージ
2級2級3級だらだら登り斜面を登ってゴール。総合は動かないか?
サンウェブがまったり集団を引っ張り、逃げとの差は11分とこれはもうお休みモード。そんなわけで逃げに注目が集まる
水貰いにいったら華麗に無視されたのでガビリアから水を貰う事に。一応ユンゲルスの新人賞ジャージもあるのでちょびっと引っ張る
これと言って何も起こらず
ローラン逃げ切り勝利!!
今大会総合争いするかと思いきや序盤で遅れたので、逃げに積極的に参加して見事ステージ優勝。
自転車を持ち上げていつもの雄叫びをあげるローラン。
ユーロップカーから移籍してから期待外れが続いたが、この1勝で復活の兆しが見えればいいですね
総合争いは今日はお休み